2020年03月06日 10:16

山田養蜂場は、全国の自社の通販会員のうち、30歳以上の女性3,366名を対象に、健康に関する意識調査を行った。その結果、人に相談しにくい悩みについて、「頻尿、尿漏れ、膀胱炎」については(71%)となり全項目中最も高い結果となった。
悩みを抱えている人は、年代別にみると70代(33%)、80代(44%)が高く、30~40代では5人に1人が悩みを抱えていることが判明した。悩みに関する情報の集め方は、全世代でインターネット検索が最も高く、全体平均52%となった。主な尿トラブル内容は、力んだ拍子に漏れる(48%)、頻繁にトイレに行きたくなる(37%)、などのトイレ関連の内容が上位だった。
日常生活における支障については、トイレの場所を確認しないといけない(48%)、服・下着が汚れる(33%)、交通機関の移動(29%)、臭いが不安(25%)が上位。これらは全ての年代に共通してみられるが、服・下着が汚れる、臭い、移動中の不安などといった事は30~50代に高い傾向がみられた。また、悩みを抱えている人のうち、43%が何らかの対策を実施しており、対処方法としては、尿漏れパット(64%)、トイレの場所を確認(50%)、筋トレ(45%)が上位だった。
尿トラブルは「尿もれ」「頻尿」「膀胱炎」「残尿感」の4つがあり、「膀胱炎」以外の3つの症状は互いの症状を誘発する事が多く、包括的な対策が必要。これらの症状は通院により必ず改善につながるので、「女性の排尿悩みはタブー」という古い概念を払拭することも重要だとされている。