2020年03月05日 17:36

オイシックス・ラ・大地が運営する「Oisix」は、新型コロナウィルス対策のため実施された全国の小中高校の臨時休校を受け、給食向けの牛乳の供給先に困っている酪農家を緊急支援する「牛乳支援コーナー」を3月5日(木)より開設する。
新型コロナウィルスの感染拡大により急きょ臨時休校となった影響が、学校給食を提供している事業者に広がっている。三重県四日市市の四日市酪農では、地域の学校に給食用として1日当たり約7万トンの牛乳を提供している。多くの学校が休校に入った2日から、出荷予定であった牛乳が突然余ってしまい困っているという声を受け、「Oisix」では緊急販売を開始する。
休校となった家庭では子どもたちが外出を控える傾向が続いており、できるだけ買い物に外出しなくて済むよう、食品宅配ニーズも高まってきている。そのため「Oisix」では「牛乳支援コーナー」開設とともに、自宅で牛乳をたっぷり使うレシピも提案。「自家製チーズ作り」を始め、火を使わない「フレッシュ!いちごミルク」などのレシピを続々紹介し、家庭での積極的な牛乳消費を応援する。
同社は、1日でも早い感染の終息を願うとともに、不安や不便を感じている生産者、ならびにユーザーの役に立てるよう、同社サービスを通じた取り組みを推進していく。
販売価格は、鈴鹿山麓牛乳(1リットル)標準売価282円(税抜)のところ、定価の30%割引197円(税抜)。実施期間は、3月5日10時~4月2日9時59分(終了日時は予定)。