2020年03月04日 16:29

グランドハイアット東京は、プレミアムラム肉「モッタイナイラム」を日本で初導入する。
「モッタイナイラム」は、全てのものを大切にし、無駄を出さないという日本人の地球資源に対する尊敬の念が込められた「もったいない」という日本語をそのまま名に冠しラム肉。世界初のプレミアムブランドラム肉として昇華されるきっかけとなったのは、食品ロスだ。現在、世界中で生産された食料のうち、1/3近くは廃棄されていると言われており、オーストラリアでは、年間で生産される20%~40%の果実や野菜が基準に満たないことから出荷されず、埋め立てられているのが現状。同ラム肉の生産者の一人、スザンナ・モス・ライトさんは見た目の悪さなどから廃棄される食材を加工して飼料にし、少しでも食品ロスを減らしたいという思いから、羊の飼料にすることを発案、開発が始まった。
3年の年月を経て完成した「モッタイナイラム」は、まるで和牛のようなサシの割合(約35%)そして、とろけるような肉質。さらにラム肉特有のクセもなく、これまでの概念を覆すようなラム肉を生み出すことに成功した。オレイン酸やオメガ3脂肪酸の含有量も高く、ホルモン剤や抗生物質などの使用もなく飼育されているので、消費者にとっても安心安全な食肉となっている。
「モッタイナイラム」をつかったメニューは、現在オークドアでのディナーならびにフレンチキッチンでのランチ・ディナーにて提供している。なお近日中に、チャイナルーム、旬房、けやき坂でも取り扱いを開始する予定だ。