2020年03月02日 19:01

株式会社ユーグレナは、研究および生産拠点を構える沖縄県石垣市にて、「ユーグレナ石垣ぬちぐすいプロジェクト」を開始する。

本プロジェクトは、石垣島の人々および石垣島を訪れたすべての人々が、食を通じて心もからだも元気になることを目指し、石垣島のさらなる地域振興に資するよう、石垣島ユーグレナおよび島の特産品の魅力を広くアピールすることを目的としたもの。具体的には、石垣島産にこだわり、島内の企業と協業し、島の特産として栄養素が豊富な石垣島ユーグレナを用いたメニューや食品の開発を行う。

ユーグレナは藻の仲間で、人間が必要とする豊富な栄養素(ビタミン、ミネラル、アミノ酸、DHA、オレイン酸などの不飽和脂肪酸など59種類)や独自成分のパラミロンをもつ、さまざまな可能性に満ちたスーパーフード。細胞壁をもたないため、栄養吸収率も高い特長がある。同社は2005 年に世界で初めて石垣島で微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。石垣島で生産した微細藻類ユーグレナ・クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売を行うほか、バイオ燃料の生産に向けた研究を行っている。

2020年3月には、「ユーグレナジェラート」、2020年4月には「石垣太陽さんさんカレー」を発売する。また今後、ユーグレナビール(石垣島ビール株式会社)、ユーグレナ泡盛(有限会社八重泉酒造)、ユーグレナそば(金城製麺所)など随時商品を開発予定。