2020年02月27日 12:40

Nature Innovation Groupは、福岡市地下鉄空港線を利用する全ての人々の雨の日の利便性向上を図るべく、2月26日以降、同エリアにて傘のシェアリングサービス「アイカサ」を開始する。

同社が運営する「アイカサ」は、2018年12月にサービスを開始した、日本初の傘のシェアリングサービス。突発的な雨にもビニール傘をわざわざ購入せずに、「アイカサ」を借りて利用し、雨が止んだ際には最寄りの傘スポットに傘を返却することができるのが特徴だ。現在は、渋谷や上野をはじめとした都内全域と、福岡市での展開を合わせて、スポット数は約850カ所となっている。

今回の展開により、福岡市地下鉄空港線全13駅で「アイカサ」を利用することが可能になる。憂鬱になりがちな雨の日。悩みとして多く挙げられるのが電車を降りた時に気づく雨。そんな悩みを解決したいと思い、福岡市との連携のもと、今回の空港線全駅展開が実現した。本展開により、今後はビニール傘の購入や雨宿りを強いられることが無くなるだけでなく、電車に乗車する前に駅で「アイカサ」を返却することで、傘を持たずに手ぶらでの電車移動が可能になる。

また、交通事業者が抱える「傘の車両内置き忘れ多発」という課題解決にも、傘を持ち歩く必要が無くなる「アイカサ」の特性を活用。置き忘れ傘削減の取り組みの一環としても努めていく。

アイカサ