2020年02月12日 13:07

TENTIALは、2月12日、「スポーツテック業界のカオスマップ2020年版」を公開した。

同社は「歩み続ければ、世界はもっと輝く。」というビジョンを掲げ、スポーツの力で健康的な生活や、活力のある社会の創造を目指す、スポーツテックカンパニーだ。投資が期待される巨大なスポーツ産業にテクノロジーを掛け合わせ、次世代のスポーツビジネスを創出していく。

欧米諸国においてはスポーツを有望産業と捉え、スポーツビジネスが巨大な産業となっている。また、日本でも「日本再興戦略2016」において、名目GDP600兆円に向けた「官民戦略プロジェクト10」の1つとしてスポーツの成長産業化が挙げられており、スポーツ市場規模を2025年までに15兆円に拡大することを掲げている。実際にスポーツ庁による「FUN+WALK」PROJECTや「スポーツエールカンパニー認定制度」を設ける施策など、国をあげて市場拡大へ取り組む動きがみられ、スポーツテック業界の発展が大いに期待されている。

国民医療費が42兆円を超える現在、スポーツを通じた健康増進は、国民医療費の抑制、健康寿命の延伸への貢献も期待される。スポーツテックベンチャー側も、スポーツから培った情報や技術といった資産を予防医療やウェルネスといった分野に注力する必要があると考えている。社会に還元するエコシステムを官民一体となって推進することにより、日本のみならず世界に通用するポテンシャルを秘めていると信じている。このような背景から今回の「スポーツテック業界カオスマップ2020年版」の作成に至った。

TENTIAL