2020年02月04日 17:50

ディー・エヌ・エー(DeNA)は、次世代型与信サービス「Rerep(リリップ)」を開発し、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行と協業して、2月4日からサービス提供を開始する。
「リリップ」は、利用者の日々の行動に応じてカードローンの金利負担を低減する与信サービス。年齢や年収などのステータスではなく、利用者が「リリップ」上のミッションをクリアすることによって信用スコアを積み上げる。そのスコアに基づいてキャッシュバックを受けることで、金利負担が低減される。なおスコアは、利用者から「リリップ」に提供された情報のみから算出し、利用者の許可なく協業先の銀行以外に情報提供したり、個人情報を取得することはない。
借り入れ先は「リリップ」が提携する金融機関から選ぶことが可能。提携金融機関が定める審査後、「リリップ」用のアカウントが発行される。この時点での金利は全員一律だ。「リリップ」アプリをインストールして日々のミッションを実行し、信用スコアを獲得すると、スコアに応じて「リリップ」上のレートが下がり、借入金利との差額を毎月の返済からキャッシュバックされる。
今回、DeNAが「リリップ」のサービス企画・開発を担当し、山口銀行、もみじ銀行、北九州銀行がカードローンの提供とユーザーのミッションクリアに応じて付与されるスコアを基にキャッシュバックのサービスを提供。また今後DeNAは、「リリップ」のサービス展開拡大のため提携拡大を行う。