2020年01月30日 17:41

東北株式会社が運営する「三陸おもてなしレンタカー」は、陸前高田市の交流人口増加を通して陸前高田市の活性化を目指し、「地元割」を開始する。
2月1日~2月29日の間、陸前高田市、大船渡市、住田町に住む人を対象に最大50%オフに、さらに、3市町住民から紹介された人が最大50%オフになるキャンペーンを実施する。これは、地元の人と他市区町村の人が繋がることで、陸前高田市が政策に掲げている交流人口の拡大を狙いとしたもの。
また同社では、陸前高田市を訪れる観光客やビジネスマンへ二次交通手段や地域住民の交通課題解決のためレンタカーを提供することで移動の自由度を高め、市内の周遊を図ると共に、車種を電気自動車(EV)を採用し、環境へ配慮したレンタカー事業を展開したいと考えている。さらに災害時には、電気自動車を非常用電源とすることで市や避難場所等へ電気自動車を開放することで電源の確保とBCPへの一助となることを目指している。
東日本大震災で甚大な被害があった陸前高田市では交通網も甚大な被害を受けた。来訪する観光客は、せっかく陸前高田市を訪れても公共交通機関に頼る以外になく、移動も制限される。そこで、SDGsを推進する陸前高田市にふさわしい、環境に優しいEV(電気自動車)のみでレンタカー事業をスタート。当面、オープン記念としてEVの無料試乗会を営業時間内に開催する。