2020年01月28日 18:44

SELFは、東京理科大学インベストメント・マネジメントと共同で、地方創生事業の一環として北海道長万部町のご当地キャラ「まんべくん」をAI化し、長万部町の魅力を伝える会話コミュニケーション型のプロモーションサイト「AIまんべくんの部屋」を開発した。

「AIまんべくん」は、ユーザーの属性や状態などを聞き、その人にあわせた長万部町のおすすめスポットや食べ物を紹介する。例えば、会社員で最近頑張れていない人には癒しのための「鳴砂海岸」、最近刺激が足りないと思っている人には「震える橋」などを提案。

また、エンタメコンテンツとして15の質問からユーザーのタイプを割り出す「長万部タイプ診断」がある。単なるエンタメ要素だけではなく、診断結果ではユーザーのタイプに適した長万部の観光スポットを提案し、通常の検索行動ではたどり着かないような長万部町の魅力を発見することができる。

さらに「AIまんべくんの部屋」では観光スポットや特産品など紹介や提案を行うが、提案のみにとどまらないよう、長万部観光協会やふるさと納税のサイトに遷移することができる。会話コミュニケーションの中で、ユーザーが興味をもったと判定した場合には、自然にサイトへの遷移を促し、それによりユーザーは納得感を持った上で、サイトを見る可能性が高く、情報伝達の精度が上がると想定されている。