2020年01月28日 16:49

クレストでは「カメラによる顔認証技術に対する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
調査によると、まず、顔認証技術について「認知しているが利用経験なし」と答えた人は約4割(39.4%)で、最も利用経験が高いのは「オフィスでの勤怠・人事管理システム(28.8%)」 だった。顔認証技術による新サービスを利用したいと答えたのは約4割(42.8%)で、最も意向高い世代は20代(52.0%)、次いで50代(46.0%)、60代(41.0%)となった。
いっぽうで、サービス利用に抵抗感がある理由は、撮影されている事自体に対する不快感が理由として最多(47.5%)だった。顔認証サービスに「抵抗がない」理由としては、1位が「セキュリティ面での安心感(46.6%)」で、自分の姿を撮影されることに対する抵抗が最も低い世代は30代(43.3%)で、次いで50代(41.7%)となった。
店舗マーケティング用の顔認証カメラについては、認知率は25.2% 。小売店舗などでの映像・画像の活用に「不安」を感じる人は約7割(67.8%)だった。また、データのセキュリティ面が担保される前提でメリットが感じられるサービスであれば受け入れやすい傾向があることも分かった。また、小売店舗でのカメラを使った顔認証技術について、3人に1人(31.8%)が普及に期待していた。
さらに、今後活用したい顔認証サービスについて尋ねると、1位は「セキュリティツール」、2位が「無人コンビニ、無人スーパー」、3位「決済」だった。