2020年01月24日 18:30

Airbnb (エアビーアンドビー)は、シェイクスピア作品の登場人物、ジュリエットが住んだとされるイタリア、ヴェローナの歴史ある邸宅での1泊滞在に、カップル1組を招待することを発表した。

Airbnbはイタリア人建築家とタッグを組み、何世紀も前に建築された「ロミオとジュリエット」でシェイクスピアが描いた有名なバルコニーのあるCasa di Giulietta(ジュリエットの家)を変身させた。13世紀に建築されたこの邸宅は、ヴェローナの中心に位置する有名な観光スポット。現在は博物館として運営されているが、Airbnbとヴェローナ市の働きかけにより、この度、1930年代以降初めて住宅として再び使用されることとなった。

当選した1組のカップルには、豪華なダイニングルームで、ミシュラン2つ星のシェフが腕を振るうごちそうが、専用執事の給仕で振舞われる。ごちそうに舌鼓を打ち、街を散策し、ジュリエット宛のラブレターを読んで充実した一日の終わりには、中世をテーマにしたジュリエットの寝室で休むことができる。この寝室には、1960年代に公開された映画「ロミオとジュリエット」で実際に使用されたベッド「Letto di Giulietta」がある。

当選者となるゲスト1名とそのパートナーは、13世紀に建てられた邸宅に滞在するというかつてない機会によって、シェイクスピアの力強い作品の世界を肌で感じることができる。詳しくはこちら