2020年01月20日 17:33

トータルプロデュースカンパニーは、ヒューリックふふ株式会社が経営するふふシリーズに関して、奈良公園内に新しいスモールラグジュアリーリゾート「ふふ 奈良」が、6月5日(金)に開業することを明らかにした。昨年12月1日(日)から予約を開始しているが、熱海 ふふ、ふふ 河口湖の予約開始時と比べ、200%を上回る予約件数を記録している。
デザインは、世界的建築家・隈研吾さん。古都・奈良の景観を継承する大和張り、奈良格子、連子格子を設え、繊細で陰影のある表情を生み出している。木目の美しい吉野杉をふんだんに使用することで、奈良の魅力を世界に発信。また、日本人がかつて集いの場としていた縁側の過ごし方を現代のリビングに蘇らせた。掘り込みリビングの部屋の段差は、快適なソファになったり、昼寝の布団になったり、座卓にもなり、それぞれのスタイルを創造する。
さらに、疲れた体をゆっくりと温めるプライベートの客室露天風呂を全室に用意した。庭園の豊かな緑の香り、奈良の神聖な空気を感じながら入る天然温泉の湯。薬の発祥の地と言われている奈良で、薬草を使ったお湯を愉しめるのもこの地ならではの癒しとなる。
立地、建築だけでなくふふ 奈良の庭園は、奈良県が管理運営し一般にも開放されるため、奈良の新たな観光スポットとしても注目が集まっている。日本を代表するランドスケープアーキテクト・宮城俊作さんが、両ゾーンの既存樹を積極的に活かし、この場所にふさわしい庭をデザイン。新たな庭は庭園遺構や再現される茶室と調和し、ふふ 奈良の景観を彩る。