「新しい東北」官民連携推進協議会は、被災地の産業復興に向けて開催している『「新しい東北」復興ビジネスコンテスト2019』において受賞団体を決定し、大賞に「合同会社ねっか」が選出された。

同社は2016年7月に、米農家5軒で米醸造会社を設立したところからスタートした会社であり、日本酒の醸造技術を活用して、香り高い米焼酎を製造販売している。本商品は海外でも高い評価を受けており、海外にも展開。また、「地域を次の世代につなぐ」ことを理念として掲げ、地元福島県南会津郡只見町において米作り体験授業の受け入れや、その際のお米から作った焼酎を成人式でプレゼントする等の活動も行ってきた。今後、和食にあう品質の追及、メディア展開等の戦略的な販売計画等が検討されており、将来的に更に魅力ある事業となることが期待されている。

本コンテストでは、地産地消、地域貢献、将来への継承といった理念に裏付けされたストーリー性が判りやすく、高く評価された。詳しくはこちら。