2019年10月21日 10:35

九州電力は、「ダムの役割の理解促進」と「地域振興」を目的として、11月16日に宮崎県椎葉村の「上椎葉ダム」で観光放流を実施する。
今回放流を行うのは、1955年に建設された「上椎葉ダム」。日本で初めての100m級大規模アーチ式ダムで、その後の日本の土木技術に多大な影響を与えたと言われている。2016年にはダムアワードの「放流賞」を受賞し、ダムの愛好家からは「閣下」の愛称で親しまれているダムだ。
この歴史あるダムで、九州電力としては初の観光放流を実施。放流する量は9万6000㎥、競技用50mプールの約40杯分となる。ダムを囲む山々が紅葉で美しい秋色に染まる11月。椎葉の大自然を背景に約100mの高さからダイナミックにしぶきをあげて放流される様子は迫力満点だ。
放流時間は13時30分~14時40分(同日10時~12時の間に点検放流を実施)。