2019年10月21日 10:34

Xenomaは、10月18日より次世代モーションキャプチャーシステム「e-skin MEVA」β版を提供開始した。
「e-skin MEVA」は、スマートアパレル「e-skin」を用いた、カメラ不要のモーションキャプチャーシステム。着用からわずか30秒で測定を開始でき、光学式と同等の精度でありながら「セットアップに2時間かかる」「限られた場所でしか測定できない」といった従来のデメリットを解消した。
このシステムはスマートアパレルのリーディングカンパニーであるXenomaとドイツ・カイザースラウテルン工科大学の研究グループであるwearHealth、およびドイツ人工知能研究センターからスピンオフしたSci-trackとの共同開発により実現した。Sci-trackによる地磁気を使わずに動きを認識する技術のおかげで、外部環境に左右されることなく、どこでもモーションキャプチャー可能になった。現在は下半身版のみの提供だが、2020年中には全身版の提供を予定。