2019年09月09日 10:14

日本経済新聞出版社は、8月30日、「マンガ定年後入門」を刊行した。
定年後には、平均寿命を考えると、男性で11万時間、女性で13万時間という膨大な時間が残されている。どうすれば、長いセカンドライフを幸せに過ごせるのだろうか。本書は、定年前後によく起きるライフイベントをストーリー仕立てのマンガで示し、それらに備える方法をわかりやすく解説する。
監修は、三菱UFJ信託銀行が運営するMUFG資産形成研究所。定年前後世代に対する大規模な調査結果を基に、専門家集団が、実態に即した問題提起と実践的なアドバイスを行う。マンガは、「仮面ライダー」「マンガ日本経済入門」などの名作を数多く手掛けた石ノ森章太郎さんが設立したプロダクション、石森プロが担当。マンガの登場人物たちが直面する問題を受けて、再雇用や起業といった定年後の働き方、親や自分の介護、年金や資産運用による老後資金作りなど、必要な知識とノウハウをわかりやすく解説する。
定価は1300円(税抜)。