2019年08月06日 17:39

MEMU EARTH HOTEL(北海道広尾郡大樹町)では、8月10日よりレストランのコンセプト「資源再読」を表現するメニューとして「EARTH Oven -memu-」の提供を開始する。
提供されるのは、場所の固有性を追求し、食材だけでなく、その土地に根付く土・石・草などの自然資源を活用した料理。南米ペルーの伝統的調理法である「パチャマンカ」をモチーフにした蒸鍋料理で、十勝内の契約生産者から仕入れた牛・羊・ジビエなどの塊肉と、じゃが芋・トウモロコシなどの野菜、ハーブを食材として使用している。
大地に広く浅い穴を掘り、そこに近隣の河原などで集めた石を焼いて敷き詰め窯を作り、その中に施設内に育つ柏やフキなど、大型の葉で包んだ食材を置いていく。さらに全体に土をかぶせて2~3時間ほど蒸し焼きに。土と葉のエネルギーを吸い込んだ食材はゆっくりと低温で蒸し焼きにされることで、柔らかく自然の風味が感じられる。