2019年06月25日 15:41

「蘇州文化観光展in東京」が、東京の中国文化センターで開催された。館内には蘇州の絹織物、刺繍など、きらびやかな手工芸品が陳列され、蘇州の張斌服飾デザインスタジオより特別に提供された崑曲(舞台演劇)の衣装も展示された。
これら手工芸品は、蘇州の職人たちが多大な心血と時間を注いで作り上げられたもの。職人たちの多くは、何十年も手工芸品の制作に従事し、経験の積み重ねと芸術への理解でもって、精巧で美しい作品を一つ一つ完成させる。例えば、江蘇省蘇州で生まれた伍秀芳さんは、30年以上に亘って蘇州刺繍に従事しており、今回は10点以上の上質な刺繍入りチャイナドレスを運んできた。
今、中国の刺繍は外国でも高く評価されており、蘇州の伝統的な手工芸品産業は現代的な美学と組み合わされることで、人々のテイストに合う作品を生み出している。職人たちは、蘇州の伝統的な手工芸品が海外へ行き、職人が誇る蘇州の手工芸品がもっと多くの外国人の目に触れられることを強く望んでいる。