2019年06月07日 15:35

イーグロースは三栄会ツカザキ病院眼科と提携し、AIを用いて、広角眼底画像から網膜剥離の実症例と同等な表現力を持つ疑似症例画像の生成技術を開発。また当該技術を応用し、合併症例(網膜剥離および緑内障)の症例画像の生成にも成功した。
本技術は元画像特徴を維持したまま、目的とする特徴を付加するようAIを訓練することで、元の広角眼底画像の視神経乳頭や血管などの特徴を維持したまま、高い表現力を持つ擬似的な症例画像を生成することができる。ユーザの入力した領域を中心に病変の特徴を付加できるため、他の病変画像に対し、元画像内の病変部特徴を影響しない合併症例の画像を生成可能。
今後は眼科領域における様々な診断用AIの精度向上の研究へ応用開始を予定している。また、他科や他業種企業とも連携し、本技術を応用したAIの開発を行う。