2019年05月31日 10:34

GNヒアリングジャパンは、5月、聞こえの衰えを音声で確認する「きこえのチェック」サイトをオープンした。

「きこえのチェック」は、補聴器メーカーGNヒアリングのデンマーク本社および日本のオージオロジー部により開発された、難聴の早期診断につなげるためのツール。音声に従ってイラストや数字をクリックして、聞こえのチェックをする。無料で誰でも簡単にチェックすることが可能。聞こえの低下の可能性を指摘された場合は、早めに専門医(耳鼻科)の受診を勧めている。

2015年、WHO(世界保健機関)は若者たち11億人がスマートフォンなどの音響機器や娯楽イベント等での大音響により深刻な難聴リスクに晒されていると警鐘を鳴らした。また、アルツハイマー病協会国際会議2017ではランセット国際委員会が、中高年の難聴を認知症のリスクの一つとして指摘するなど、近年聞こえの衰えに対する関心が世界的に高まっている。

きこえのチェック