2019年03月14日 15:53

「すみだ北斎美術館」で開催される「綴プロジェクト 高精細複製画で綴るスミソニアン協会フリーア美術館の北斎展」(6月25日~8月25日)において、「すみだ北斎美術館」所蔵の約130点の作品と併せ、キヤノンの「綴プロジェクト」第12期作品が展示される。

綴プロジェクト」とは、オリジナル文化財の保存と高精細複製品の活用を目的として、京都文化協会が主催し、キヤノンが共催して推進している社会貢献活動。キヤノンの入力、画像処理、出力に至る先進のデジタル技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により、屏風や襖絵、絵巻物など古くから日本に伝わる貴重な文化財の高精細な複製品を制作して寄贈している。

今回キヤノンは、「綴プロジェクト」第12期作品として、コレクションの中から「玉川六景図」「波濤図」など葛飾北斎の肉筆画13点の高精細複製品を制作。国立スミソニアン協会フリーア美術館の葛飾北斎の肉筆画は門外不出となっているが、本プロジェクトにより、北斎による作品を日本で堪能できる。