2019年03月07日 14:44

こゆ地域づくり推進機構は、ふるさと納税寄付金を活用した人材育成事業の一つとして、子どもたちに対する地域学習/リーダーシップ研修のプログラムを提供している。これまで地域の小中高生を対象にプログラムを提供してきたが、2019年4月以降は大学にも範囲を広げる。

研修は、経済産業省「未来の教室とEdTech研究会」第1次提言で示されている「学びの社会システム」を参考とし、内発的動機づけとデザイン思考に重きを置いたもの。毎月第3日曜に新富町商店街で開催している「こゆ朝市」を地域学習のフィールドとして提供して、どんな環境でも「ワクワク」(内発的動機づけ)をつくりだすことや、1粒1,000円ライチのブランド化のほか、地元特産品を使った加工品やサービスを開発することで、徹底的なユーザー理解から始まるデザイン思考を強調する。

3月7日には地元の小学校、3月8日には郡内の高校でキャリア講話を行い、2019年度は町内の全小中学校に対して同様の取り組みを共有。地域のさまざまな事業者や県内外の大学とも連携し、範囲を広げていく。