2019年03月05日 16:48

京王電鉄では、3月16日(土)から、井の頭線下北沢駅の中央改札口新設にあわせ、同社では初となる、音声による対話型AIエンジンを搭載した窓口案内ロボ(AIロボ)や、運賃表一体型デジタルサイネージ、駅総合案内デジタルサイネージの運用を開始する。

AIロボは、利用者からの乗換案内や構内・周辺案内、運行情報などの問い合わせに対して、音声とディスプレイ表示を通して回答するほか、より親しみをもってもらえるよう、対話へのうなずきや体や腕の動作により案内する。多くの利用者が行き交う雑踏環境下でも正確に音声を集音し、言葉を認識することが可能で、さらに、利用者との対話を重ねるにつれ、新入社員から駅長を目指して成長していく。

運賃表一体型デジタルサイネージは券売機上に設置し、デジタル表示により運賃表部分の明度差が鮮明になる。また、井の頭線下北沢駅周辺のリアルタイムな列車走行位置情報などを提供するほか、異常時には多言語に対応した情報提供を行う。