2019年02月21日 06:26

日本クレジットカード協会は、フィッシング対策協議会と協業し、偽メール、偽メッセージを発端とするサイバー犯罪被害防止のための啓発キャンペーンを、2月20日より開始する。
2018年、大手有名企業からの通知を装った偽のメールやメッセージを発端とするサイバー犯罪(フィッシング)が急増。フィッシング対策協議会に寄せられたフィッシングの報告件数は前年比200%を超えている。大手有名企業名などを騙った偽のサイトでは、サービスのログインID、パスワードだけでなく、クレジットカード番号を含む個人情報を入力させ、情報を詐取する。2018年1月~9月までのクレジットカードの番号盗用による被害は、131.8億円と増加傾向にある。
JCCAでは、これらのきっかけとなる、大手企業を装ったフィッシングメールやメッセージによる偽の通知を受け取った際に、「立ち止まって考える」習慣を身に付けてもらうための啓発ツールを制作。自由にダウンロードできる。