2018年11月29日 15:21

多摩美術大学は、社会課題をデザインの力で解決する期待の高まりを背景に、海外協定校アートセンター・カレッジ・オブ・デザインの学生12名と多摩美術大学の学生10名の計22名が3ヶ月にわたり行なった共同研究の成果を発表する(入場無料)。

これは私立美術大学の名門校アートセンター・カレッジ・オブ・デザインと多摩美術大学とが2006年から継続的に行ってきた「パシフィック・リム」という国際協働教育プロジェクト。今年は「Taste Making Tokyo」をテーマに掲げ、日米の学生同士ペアを組み、それぞれが発見した課題を研究。成果発表に向けて取り組んでいる。

中でも、瀬戸内国際芸術祭で著名な「直島」に着目し、そこで使われているプラスチック食器を自然素材に変える研究を行っている森田留奈さんとJIMENEZ Alejandroさんのペアは、その実現性も期待されている。

12月5日、10時半~17時、レセプション17時半~19時にて最終報告発表を行う。入場は無料。