2018年08月24日 15:05

エー・ピーカンパニーが運営する塚田農場は、西日本豪雨被災者復興支援のために企画された「純米大吟醸 獺祭 島耕作」を、8月25日より一部店舗にて提供する。
7月の西日本豪雨では、旭酒造(山口県岩国市)も大きな被害に見舞われた。発酵中だった50万リットルもの獺祭は、3日間の停電に遭い、繊細な温度管理などの醸造基準から外れたことで販売がかなわなくなってしまった。それでも「十分おいしい」お酒であったため、旭酒造とかねてより親交のあった同郷の漫画家弘兼憲史さんが支援のコラボレーションを打診し、商品化することとなったのが「純米大吟醸 獺祭 島耕作」。
同商品は旭酒造の販売価格1,200円のうち200円が被災地域への義援金に充てられることになっており、65万本の完売で1億3,000万円が寄付される。そこで塚田農場も復興の一助になれればと、販路のひとつとして参加することとなった。販売価格は、グラス 580円、徳利 800円、大徳利 1,200円、四合瓶 3,600円(税別)。