2018年06月11日 15:45

シャープは、「犬向けバイタル計測サービス」事業に参入し、第1弾としてペット関連商品やサービスを開発する関連企業向けの計測・解析サービス、及び、研究機関向けの計測システムのレンタルサービスを開始する。
「犬向けバイタル計測サービス」は、大阪府立大学生命環境科学域との共同研究により、業界で初めて犬の自律神経バランスを数値化する技術を開発し、これを応用したもの。犬の自律神経バランスは、緊張・リラックス状態と相関することが学術的に認められている。シャープは、犬用ウェアラブルセンサ及びアルゴリズムを活用することで、その数値化に成功した。
本サービスでは、測定した犬の自律神経バランスをはじめ、呼吸数・心拍数のデータを利用者に提供する。ペット関連企業向けには、犬に寄り添った関連商品・サービスの開発加速を目的に、バイタル計測に加えてデータ解析も含めてサポート。研究機関向けには、犬の健康管理に役立つ新たな発見に繋げることを目的に計測システム一式を貸出すサービスも行う。