2018年06月08日 16:29

コンゴ民主共和国では、エボラ出血熱が集団発生して以来、ユニセフとパートナー団体は、影響を受けている地域の80万人以上を対象とする啓発キャンパーンを実施。死の危険のあるウィルスとの接触をいかに避けるかという命に関わる情報を、30万人以上の人々に提供してきた。
これまで2,500人以上の教員と5万3,000人の生徒たちと共に、感染予防対策に関する意識向上に取り組み、同時に影響を受けている地域の30人の若いレポーターに研修をして、今は彼らが病気の拡大防止には衛生管理が重要であることを同世代の友人たちに伝えている。並行して49の公共施設における衛生管理を推進し、手洗い場用の資材やレーザー体温計を設置。ユニセフはさらに、影響を受けた家庭に心理社会ケアを提供する専門員181人への研修も支援した。
一方において、ユニセフはエボラ出血熱に対する緊急支援のために1,150万米ドルを必要としているが、確保できた資金は800万米ドルにとどまっているという。本信の原文はこちら。