2018年04月25日 15:26

学研プラスは、『「ふつう」ってなんだ?LGBTについて知る本』を発売した。
2019年4月から使用される中学校の道徳教科書の多くで、「LGBT」や「性同一性障害」という言葉が掲載される。「性のありかた」は、今後ますます重要視されるテーマであり、多様性を認め合うことは大切だ。そのようななか、自分自身、または友だちの性のありかたを理解したいと思う子どもたちと、それを見守る大人たちへ向けて、本書は制作された。
各章の導入は、悩んだ経験を持つ人々の声をもとに作られたストーリーマンガ。「男らしくなきゃダメ?」「私の将来ってどうなるの?」など、学校生活の中にある悩みや葛藤を描いており、「自分のクラス内でこんなことは起きていないかな?」と身の回りを見直すきっかけになる。
なお、本書の刊行を記念して、参加費無料の出版記念イベントを開催する。
定価は4800円(税抜)。