2018年03月02日 11:32

福島県は、3月1日より、福島の水産業の現状にフォーカスしたWeb限定ムービー「ふくしまの海は、負けない。」を公開した。

2011年3月11日。東日本大震災で福島の漁業は大きなダメージを受けた。それでも、負けず嫌いな漁師たちは海と向き合うことをやめなかった。震災から1年と3カ月が経った2012年6月、ついに試験操業を開始。モニタリング検査で安全性が確認された魚種と海域に限り、漁ができるようになった。当初は3種のみだった漁獲対象種も、2017年末の時点で、出荷制限魚種を除く全ての魚介類に。本操業に向けて、着実に歩みを進めている。

福島県沖の、黒潮と親潮がぶつかる豊かな海で取れた魚介類は質が良く、昔から「常磐もの」として高く評価されてきた。福島の漁師たちは、今も「常磐もの」への自信を胸に、復興への舵を取っている。本動画では、穏やかな海や漁の風景とともに、若手漁師たちの矜持、これからの福島の漁業にかける熱い思いを描いた。

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