2018年03月01日 06:42

KADOKAWAより柚月裕子著「凶犬の眼」が3月30日に発売される。本作は、日本推理作家協会賞の受賞や各小説ランキングの上位に多数ランクインするなど話題を席巻した警察小説「孤狼の血」の続編となる。

柚月裕子さんは今年でデビュー10年目を迎える。自身初の実写映画化「孤狼の血」の公開など、今最も注目されている作家の一人。

あらすじは、所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、穏やかな毎日に虚しさを感じていた。そんななか、懇意のヤクザから建設会社の社長だと紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡は思いもよらない行動に出るというもの。

「凶犬の眼」は3月30日発売。電子書籍同日発売。本体1600円+税となる。