2018年01月24日 14:07

日本自然保護協会は、2017年から、日本クマネットワーク、四国自然史科学研究センターと協力して、絶滅の危機にある四国のツキノワグマの保護活動を進めている。
この度、2017年度に実施した調査結果から、四国のツキノワグマの新たな生息地を確認したことが日本クマネットワークから発表された。また、ツキノワグマの生息地である徳島県と高知県での絶滅危機の認知度は34%であることがわかった。これらの調査は、これまでにツキノワグマの生息が確認されていない2,000㎢を越える広域に44台のセンサーカメラを設置した現地調査と、徳島県と高知県の500人にインターネットアンケートを実施した結果。
四国におけるツキノワグマは徳島、高知両県に数十頭のみが生息し、絶滅の可能性が指摘されている。詳細は日本自然保護協会も共催する1月28日開催のシンポジウムで報告される。シンポジウム詳細はこちら。