2018年01月18日 11:47

「相続診断士(R)」」を認定している相続診断協会は、2012年1月から開始している資格試験において、2017年12月に合格者が3万人を突破したことを明らかにした。

「相続診断士」とは、相続の基本的な知識を身につけて相続診断ができる資格。また、相続法・成年後見制度・相続税・贈与税・相続対策・相続財産の評価として宅地、宅地上の権利の評価・小規模宅地等の評価減の特例・コンプライアンスと相続の基本的な知識全般を身につけることが出来る。

合格者が2万人を突破した際には不動産業界において資格推進が加速していたが、2016年7月からは証券会社からの資格推進が加速。大手証券会社では同資格を資格取得支援対象としており、既に全営業社員取得した会社からは全新入社員に取得させたいと毎年連絡があるなど、相続発生後の株式売却による顧客減少対策や昨今の相続ニーズ増加による熱心な対応が見受けられる。