2018年01月16日 14:45

世界文化社より、「病気自慢 からだの履歴書(著:玉村豊男)」が1月16日(火)に発売される。本書では、肝ガンが見つかり、現在も検査・治療中の人気エッセイストが、自らの病気遍歴を軽妙なタッチで綴る。
「肝炎が治ったら、肝ガンになった。右のパンチをよけたら左からパンチを食らったようなものですが、精密検査の結果として診断が確定されたときは、来るべきものが来た、という感慨とともに、なぜかさっぱりとした、心の重荷が下りたような気がしたことを覚えています。」
外反母趾、肥満、交通事故による頭部挫傷と左耳裂傷、原因不明の大量吐血、肝炎、アレルギー、糖尿病、胃潰瘍、痛風、白内障、そして肝ガン。37歳から72歳までの36年間に、8つの病院に14回入院した「病気の自慢話」は、エスプリとユーモアに溢れている。しかし軽妙な文体の奥には、死と向かい合い、日々の暮らしを生きる著者の真摯な姿勢が感じられる。定価1,404円(税込)。