2018年01月04日 15:20

佐賀県は、2017年9月放送のテレビ東京の人気企画「池の水ぜんぶ抜く」撮影中に、日比谷公園で発見された佐賀藩江戸上屋敷の軒丸瓦と軒平瓦の破片を、佐賀城本丸歴史館で特別展示している。

これは、県が2018年に明治維新から150年を迎えるのを機に開催する、幕末維新期の佐賀の偉人や偉業を未来に伝えていく「肥前さが幕末維新博覧会」を記念して展示されるもの。日比谷公園は、江戸時代、江戸城日比谷御門のすぐ外に位置していたことから、そうそうたる大藩の上屋敷が置かれていた場所で、雲形池や噴水前広場や小音楽堂付近が幕末における佐賀藩鍋島家の上屋敷だと考えられている。

展示期間は2018年1月1日(月曜日)より約1か月間。幕末維新期に国内の最先端の科学技術力を有し、明治維新の鍵を握っていた佐賀。知られざるその功績や、混沌の時代を先見の明を持って行き抜いた人々の志を県内外にPRする。詳しくはこちら