2017年12月20日 10:26

美術出版社は、「美術手帖」1月号を12月16日に発売した。

2018年1月号は「バイオ・アート」特集。遺伝子組み換え技術や培養細胞工学など、バイオ・テクノロジーを用いて作品を制作するアーティストやサイエンティストたちの活動に迫る。巻頭インタビューは、初音ミクの心臓を培養するプロジェクトなどで知られるアーティスト集団BCL、同性カップルの遺伝情報から「生まれうる子供」のイメージをつくり出し話題となった長谷川愛さんなど。

実際にアーティストと科学者が協働する国内外の研究施設のレポート、主要人物や科学用語、歴史をまとめたバイオ・アート初心者のための「基礎講座」のほか、バイオ・アートの現在を担うアーティストとサイエンティストの作品紹介、バイオ・アートと再生医療や倫理問題についての論考も収録。また、特別対談には小室哲哉さんが登場する。

定価は1600円(税抜)。

「美術手帖」公式サイト