2017年12月19日 14:14

旭屋書店では、木下昌輝さんの「秀吉の活」 (幻冬舎)発売を記念し、著者インタビューを実施した。木下さんは、2012年「宇喜多の捨て嫁」で第92回オール讀物新人賞を受賞し、「宇喜多の捨て嫁」で単行本デビュー。同作は直木賞候補となり、’15年高校生直木賞、歴史時代作家クラブ賞新人賞、舟橋聖一文学賞を受賞するなど、幅広い受賞歴を誇る。
本作は、乱世を駆け昇った豊臣秀吉の出世道を新たな切り口で描いた新時代小説。織田信長への就活、寧々との婚活、天下人への転活、朝活、妊活、終活…。天下人の「活きた仕事」にスポットを当てるという斬新な手法で、これまでにない、リアルで人間味溢れる豊臣秀吉を描いた作品である。
木下さんは、この作品で一番伝えたかったことは、との質問に「失敗を恐れずに頑張ってチャレンジして欲しい」と語る。「これからの人を勇気づけるような作品を今後も書きたいと思うので、そういう人たちに読んでもらえたら」とコメント。本編再生はこちら。