2017年12月13日 15:54

エム・ソフトは 、10年以上にわたるAR開発で培った技術を元に、GoogleのAR技術Tangoを利用したスマートフォン用空間メモアプリ「STag(スタッグ)」を開発した。
「STag」を起動すると3Dスキャンで空間を把握し、空間上のどこにでも自由にメモを残すことができる。残したメモは他のユーザーにも共有することで、空間に紐づいた情報伝達やコミュニケーションが可能になる。例えばメンテナンス業務等では、ベテラン作業者があらかじめ点検個所やその点検ポイントをメモに残しておくことで、その後に担当となったビギナーの作業者がベテラン作業者の残した情報を同じ場所で確認することが可能に。これにより、ビギナーの作業者は点検個所の見落としなくベテラン作業者と同等の作業を確実に行うことができる。
今後エム・ソフトは「STag」を建築・建設・住宅・工事・メンテナンスといった様々な産業分野への応用も視野に入れて展開していく予定。