2017年12月13日 15:44

12 月12 日、ヤマップは、国土地理院と、登山者がスマートフォンやハンディGPS 受信機で取得した移動経路情報などのビッグデータを活用した地形図の修正を行うための協力協定を締結。同日にヤマレコも同様の協定を地理院と締結した。これにより、登山アプリ「YAMAP」に蓄積された登山者の移動経路情報が地理院に提供される。
「YAMAP」は、電波の届かない山の中でもスマホのGPSで自分の現在地が確認でき、登山の記録も残すことができる登山アプリ。全国の有名な山はもちろん、地方の里山などの地図もカバーをしており、その全てを無料で利用することができる。
今回の取り組みでは、地理院は提供されたデータを活用し、地形図等に表示している登山道を修正。登山者の安全と利便性向上に資する地形図等の利活用の普及啓発に関する協力を行う。なお登山者の移動経路情報については、個人が特定できないよう匿名化したデータを使用する。