2017年12月13日 09:32

小田急電鉄は、2018年2月より、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅舎の建て替えを含めた、駅全体の改良工事に着手する。

片瀬江ノ島駅は1929年に建設されて以来、竜宮城をイメージしたユニークなデザインが好評で、1999年には「関東の駅100選」にも選定されている。また、当駅が所在する江の島エリアは神奈川県でも有数の行楽地・観光地であることから、当駅は日々多くの人に利用されている。

今般の改良工事では、現在の竜宮城の雰囲気を踏襲しつつ、竜宮造りという神社仏閣の技法を採用した本格的な造りとすることで、遊び心と同時に品格を備えた姿にデザインした。また、コンコースの面積拡大、トイレの全面リニューアルなど、機能性を向上させることで、より便利で快適に利用できるようになる。

工事完了は2020年5月を予定しており、2020年に向けて、国内外問わず多くの人が訪れる駅を目指していく。