2017年09月11日 09:44

誠文堂新光社は、9月8日に「花の立体切り絵」を刊行した。
著者・カジタミキさんは、骨董品店で出会った着物の型紙にほれ込み、その柄を切るために独学で切り絵を始めた。この本で紹介するのは繊細な切り絵を組み上げてつくる、花の立体切り絵。桜や朝顔、椿や牡丹など春夏秋冬の花がつくれる。花の形はそのままに、花びらや葉にカジタさんらしい細やかな模様をあしらった。花びらだけでも楽しめるのはもちろんのこと、精緻な模様の入った花びらを丁寧に組み立てれば、見たことのない美しい花が出来上がる。花びらの枚数や花びらの柄を増減させて自分なりにアレンジしていくのもOKだ。
掲載する花はすべて型紙付きで切り絵の切り方や注意点も解説している。花を組み上げるプロセスも一つ一つ紹介しているので、初めての人でも、きっと可愛らしい花の形をつくり出すことができる。
定価は1600円(税抜)。