2017年08月18日 08:43

Ridge-i(リッジアイ)は、NHKアートと共同で開発を進めている技術を利用し、8月20日21時より放送されるNHKスペシャル「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945-1946」で使われる映像の一部をカラー化した。
Ridge-iとNHKアートは、デジタル着色技術とAI技術の融合による白黒映像の自動カラー化技術の共同開発を行っている。今回、終戦直後の1945年8月からの1年をドキュメンタリードラマで描いた番組内で放送される一部の映像を本技術で彩色した。
以前までは、モノクロ映像をカラー化するには映像に使われている1フレーム1フレームを人間の手で彩色する必要があり、膨大な時間と手間がかかっていた。今回Ridge-iがNHKアートと共同で開発した技術は、1カット内の数枚のフレームのみ人間が彩色を行い、その情報を元に、残りのフレームはAIが自動で彩色を行う。AIによるカラー化の取り組みと事例は、本番組の公式サイトで紹介している。