2017年08月18日 08:40

日本気象協会が推進する「トクする!防災」プロジェクトは、「秋の備蓄前線」を8月17日に発表した。

「秋の備蓄前線」は、秋雨や台風などで各地の雨が増え、土砂災害や洪水が起きやすくなる時期を参考に、食料品や生活用品などの備蓄の見直しを推奨する時期を前線図で表現したもの。雨が増えるシーズンに入る前に、災害に備えた食料品や生活用品の備蓄を見直し、シーズンに入ってからは気象情報や警報・注意報などの情報に気をつけることが大切だ。

概況としては、8月中旬に秋雨前線の影響を受けて北海道南部、暖かく湿った空気の流れ込みや台風の影響を受けて沖縄本島、九州西部から始まり、下旬になると北海道全域、東北北部、九州全域が「秋の備蓄」シーズンに入る。9月上旬に東北南部、北陸、中国地方の日本海側、四国の一部地域、9月中旬には関東から四国にかけて「秋の備蓄」が必要なシーズンとなる。

秋の備蓄前線