2017年08月07日 15:56

石川県加賀市と加賀市観光交流機構は、人材採用支援事業を手掛けるアドヴァンテージとの連携のもと、「加賀温泉郷DMOによる温泉旅館雇用促進プロジェクト(KAGAルート)」を始動させる。

加賀市は、三つの大型温泉地を有する「加賀温泉郷」として、年間200万人の観光客が訪れる全国屈指の温泉観光都市だが、その一方で人口減少が著しく、生産年齢人口の流出抑止と、移住定住促進が大きな課題となっている。特に観光産業を中心としたサービス業においては、求人数が加賀市全体の約20%を占めながら、求人倍率は約10倍と、全職種の中でも極めて高く、非常に深刻な状況にある。

本事業においては、加賀温泉郷専用の求人サイト構築・運営、合同就職イベントの実施、採用強化に向けた勉強会・研修会の開催など、就労環境の改善と就労イメージ向上を図りながら、人材確保に向けた新たな取り組みを展開する。