2025年08月19日 09:04

アンドパッドは、遠隔での現場管理やコミュニケーションの効率化を推進する「ANDPAD遠隔臨場」β版の提供を開始する。
「ANDPAD遠隔臨場」は、ANDPADの施工管理機能とシームレスに連携できるため、遠隔での現場管理を推進するとともに、業務効率化や品質向上、移動時間の削減に貢献する。また、今回の発表に合わせて先行ユーザーの募集を開始する。
建築業界では、深刻な人手不足の影響や生産性向上といった背景から、現場に行かずともカメラや映像機器を用いて遠隔地から現場の状況を確認する「遠隔臨場」が注目されている。2024年6月には建設業法および労働安全衛生法が改正され、遠隔臨場・遠隔巡視に関するルールが緩和された。
施工現場の効率と生産性、品質をさらに向上させるためには単なる映像確認に留まらず、工事情報と映像のスムーズな連携に加え、既存システムとの連携性、ユーザーに負担をかけない高い操作性、現場カメラだけでは対応が難しい遠隔での指示出しの実現が不可欠だ。「ANDPAD遠隔臨場」は、日々状況が変化する建築・建設現場において、遠隔でも円滑な現場管理やコミュニケーションを推進するプラットフォーム。多様な現場環境にも対応できるように複数のカメラが選択可能であることに加え、さまざまな機能を備えていることで包括的な遠隔臨場体制の構築を実現する。
今回の発表に合わせ、「ANDPAD」を契約している住宅・リフォーム会社を対象に、「ANDPAD遠隔臨場」の先行ユーザーを募集する。