2017年08月02日 16:14

ヤマハと東海旅客鉄道は、昨年8月より東海道新幹線の駅構内で、ヤマハ「おもてなしガイド」を活用した多言語対応サービスの実証試験を実施している。このたび、駅構内に加え、一部の東海道新幹線車内での実証試験を開始する。期間は8月3日(木)~平成30年2月頃(予定)。

今回の実証試験内容は、利用者自身がアプリケーション「おもてなしガイド」をダウンロードして使用することで、日本語のアナウンスの内容を、自分のスマートフォン等の画面に、日本語を含め多言語に翻訳された文字で表示するもの。対象言語は、日本語、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、タイ語、フランス語、スペイン語(7カ国8言語)。

N700系の2編成にて自動放送を対象に、一部の列車内では車掌の肉声放送を対象にした実証試験を実施。訪日外国人や音を聞きづらい利用者などへの情報提供の充実を目指し、本サービスの有用性について引き続き検証していく。