2017年07月11日 15:57

東洋館出版社が出版する「ちいさな天使のものがたり」が、6月30日付朝日新聞にて紹介され、大きな話題になっている。

「手に取り、思わず泣いた…流産の悲しみ癒やす絵本に共感」と題された記事では、「お空に帰った赤ちゃんは、お母さんに会いたくて来たんだよ。だから自分を責めないで」として本書の内容や刊行の経緯などを紹介し、「悲しみの中にも幸せにつながるものがあると気づいて、心からの笑顔を取り戻してもらえたら」と、著者かわかみさんの言葉を紹介している。

本書の主人公「ちいさな天使」は、生きて生まれることができなかった赤ちゃん。雲の上から「お母さん」になってほしい女性を探し、長くは一緒にいられない運命を知りながらも、そのお母さんのお腹に降りていく…。子宝カウンセラーとしても活動しているかわかみさんが、流産の悲しみを抱える知人女性のために創作した。最初は自費出版として、500部印刷。それが評判をよび、全国販売に。Amazonでは、妊娠・出産・子育てカテゴリで1位を獲得している。