2017年07月11日 11:07

パソナは、農林水産省より平成29年度農山漁村振興交付金の補助を受け、農山漁村地域の伝統的な生活や人々との交流を体験する滞在型旅行「農泊」を推進する人材を育成する「農泊セミナー事業」を行う。事業開始に伴い、農泊セミナーの受講者、および受入団体の募集を7月10より開始した。

政府が2016年3月に策定した「明日の日本を支える観光ビジョン」において、観光資源の魅力を高め地方創生を実現するため「滞在型農山漁村の確立・形成」が新たな目標として掲げられた。滞在を伴うインバウンド需要を農山漁村に呼び込み、日本ならではの伝統的な農山漁村地域の生活を体験する「農泊」の推進が明文化されている。

「農泊セミナー事業」では、農泊を地域の観光事業として推進していきたい民間企業や地域協議会等に所属する人々を受講者として募集し、先進的に農泊に取り組む受入団体へ約1カ月派遣。受講者は、実践的な業務に関わりながら、農泊の運営手法や観光素材の商品化等のノウハウを学ぶ。