2017年07月07日 09:37

東京都写真美術館と産経新聞社は、写真家・荒木経惟さんの写真展「荒木経惟 センチメンタルな旅1971-2017-」を、7月25日~9月24日まで東京都写真美術館で開催する。
荒木さんは、1960年代から活動を始め、国内外で高い評価を得ている。荒木の作品は、テーマや手法が多岐にわたることでも知られ、これまでに500冊近い写真集を上梓するなど、その制作意欲は現在もなお、尽きることがない。
本展は、荒木さん自らが「陽子によって写真家になった」と語るほど、彼の写真家としての原点である妻「陽子」というテーマに焦点をあてた展覧会。膨大な作品群から、陽子さんを被写体とするものや、その存在を色濃く感じさせる多様な作品約1000点(予定)を通して、荒木さんが重要視している被写体との関係性を探り、またその写真の神髄である「私写真」について考察していく。
料金は一般900円など。会場は、東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)。