2017年06月28日 09:59

インフォテリアは、同社の第19回定時株主総会(6月24日開催)を題材とした、議決権行使におけるブロックチェーンの実証実験を成功した。
ブロックチェーンは、フィンテックの中核技術として金融業界における適用が注目されているが、この実証実験ではあらゆる業界の「株式会社」にブロックチェーンが適用可能であることを示すもの。上場企業が実施する株主総会の議決権行使における実証実験は世界初となる。この実証実験では、希少性のあるトークンを議決権として使用することにより、株主総会主催者であるインフォテリアですらデータ改ざんができない公正で透明性の高い投票システムの実現を証明した。
インフォテリアは、4月より新たに「ブロックチェーン事業推進室」を設置し、ブロックチェーンを活用した事業開発を積極的に推進しており、今回の実証実験もその一環となる。今後も、金融用途にかぎらずさまざまな分野でのブロックチェーンの適用を技術側面から積極的に推進していく。